詩情以上の思索は要らず 散文以上の詩情も要らない 求めない人に話す言葉もない ただあるがままの暗黒と そこにある結露に触れる それ以外の何者でもない ただ僕は力で知恵で 思いやりであなたへの愛で たとえ道を違えたとしても その足を使い棄てはしない …
夜半、目が覚めて 何かの匂いを感じた ベッドからなかば起き出して あたりを見渡すと カーテンの隙間から 白い光がこぼれている 透明なその匂い 焦点を合わせて その滲みを見つめてみる 小さな妖精が舞うような そしてその鱗粉が散るような 暗い森の中 小さ…
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