2016-01-01から1年間の記事一覧

階層×モザイク状の認知のスプロール

でわれわれの視界が作られている 自分では想像もつかないくらい小さなものまで無意識に記号化して認識しているし、そういったものを集合体としてまた新たなものとして理解しているし、高度な認知にみえて、とても歪でガタガタの町並みのようだ。スプロール現…

曲がるろめん

さくら、と口だけで呟いた

名前のない町

電車の窓からみえる景色はこんなにも切ないのに、この町には全て名前がついている 僕は名前のない町に行きたい 行き交う人も、何も誰も知らない、そんな町の中、僕自身も知らない誰かになって、その中に逃がしてやりたい 本当はどの町のことも知っちゃいない…

遡求

電気信号になった意識が、全身の物理的な回路を一斉に駆け巡っている。 身体の隅々に、掃き残した埃のように溜まっていた記憶の粉が宿っている。 一つ一つその電気で纏い取って行った。 鱗粉をまとった蛾のような様相だね。 ふらふらばりばりと、まるで機械…

はやにえ

はやにえっていうのは、もずっちゅう鳥が木に刺す獲物のこってすわ。 大きいもんもなるし、神っぽくてええよ。

最近の自分

最近の自分が、ますます嫌なやつになってる実感がある こうやって必死に言葉を絞り出しては、あとでウゲエって思うことがますます増えた 嫌なことならやらなきゃいいだろ!ちゃんとしろ、わがまま言うない!偉そうにしない

星空の柄

真っ黒い魚の骨のよつな木々の枝はよ 凍える夜の並木路の思い出だうた 目眩く銀河の流れに飲まれて行った 仄めく無限の光に分解されて行ったよ 思い出は 星空の柄をあしらったホーローのカップ あついミルクの角砂糖 奥歯で砕いた石英の粒々が、 腸をとおっ…

「永遠」

「永遠を信じるか?」 まるく、まるく。 自然と一括りに呼ばれる、彼らの姿をみればみるほど、輪廻というには、永遠の一貫した流れであるし、それでいて、いつまでも円を描きながら、ぶれながら、さながらぼくらが算数の授業でしていたように、円を描くわけ…

つまらない歌

まぐるもぐるぽぐるぽぐふ ソクラテス!ソクラテス!ソクラテス 財布開いたらお金なかった。 路地裏の露店番長屋さん。 そこの近所の番頭やさん。 固い空気吸ったらプラスチックみたいだった。

早贄2

飛行機にのって、プロペラ機にのった。 もそっと広がる積雲は、飛び上がってみるとまるで天井だ。 本当なら人間はそんな高さをこんな風に知ることはなかったんだろう、山登ったら見えるけど。 神様がいるなら、陸の天井に雲を作ろうったって、それも遠くから…

早贄

かいてたことぜんぶ消えた!速度制限ほんとだめ

ポクトヨリズム

ほぼりくとどりく 薬や仲間

吾々の断片

砂浜で夢中になって集めた透明な石は、いつか砕けたガラス瓶の破片だった。 それはかつて一つだった彼らの宿命だったのかもしらん。 海に流された僕らの粉のような断片は、またいつか渡り鳥に啄まれ、鰯の群れに飲み込まれ、日差しにあてられ、そしてまたい…

だれかを好きになること

だれかを好きになることは、いったいどんなことだろうか。 ああきっとそれは、だれかの目や、言葉をとおしてみた世界の景色に惚れこんでいるんだろうな。 きっとそれは、きみの言葉で語られる何かの気配に、とり憑かれてしまったんだろう。 微熱じみた、少し…

12分

逆さになった

たとい、とおくとおくにはなれても

たとい、とおくとおくにはなれても きみの手紙をよみかえし、 ぼくらはそれでもいっしょだよ、と それでもぼくらはおぼえてる、と きみのことばを思い出した きみの話しかたも思い出した ぼくらはそれでもいっしょだよ、と たとい、とおくにはなれても、 た…

怒りと恨み

我々の活動は、今や「怒りの活動」ではなく、「恨みの活動」だ。 したがって、なにかを滅ぼすなら、自らをも道連れにしなければならない。 怒りのかわを被り、懺悔の責任を他人に転嫁するのはやめろ。 お前のそれは、怒りではない。恨みだ。 純粋な怒りを腐…

深呼吸

深呼吸、くつわ

遡求遡求

四角、矢車菊 幕間に観た黒衣に、闇のもつ本当の意味や意義を見た。 「夜は、闇だ。」自転車が疾る。 一寸先だけ見えるライトで道を照らし、自転車が疾る、足が回る。 車輪車輪、シャリンシャリン。 四角、矢車菊 心の表象が相転移するよ。

いつかの気づきを反芻する

たとえばまつ毛がツンと上を向いている人と、萎れたようにぼんやりした人。 月か電球かはわからないけれど、粒のような水滴にその光が屈折し、ぼくの目に落ちてくる。 むやみやたらに徒長した枝のような思考に興味はないんだ。 毛穴みたいなところから染み出…

もう

もう錆びたので動きません。ありがとうございました。

豫堊

八手の紫

ロスロゴス巻く自由と巻かれる帰来は、よこす。らくだに跨り、どこまででも砂漠をいく。月日は百代の過客!

ロゴロゴロロゴロ

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ローテク

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