封印を得た。冷えた空気が首筋を這う。お〜いお茶が跳ねる。毛布にくるまってあは〜ん、うふ〜ん。俗世の媚びを魂に溶かすまでは、閉じ籠った殻を徐々に開け放てるのさ。死んでも手放さないぞ。必死に喘いでるのさ。封印2。ところを変えて、闇を転げるのさ。…
土は任務をやめた。アスファルトや、木々、だれかに与えられた役割をあるとき、皆が放棄したのだ。その刹那の、みなの踊るように広がる様といったら。小鳥は羽を取り外し、犬のような声をあげる。車は自壊したかと思えば、部品各々が跳ね回る。落ち葉は粉々…
さよならだけが人生だ、とは言わんが、コレジャナイだけが人生だ、て思うの。あたし。
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