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星空の柄

真っ黒い魚の骨のよつな木々の枝はよ

凍える夜の並木路の思い出だうた

目眩く銀河の流れに飲まれて行った

仄めく無限の光に分解されて行ったよ

思い出は

 

星空の柄をあしらったホーローのカップ

あついミルクの角砂糖

奥歯で砕いた石英の粒々が、

腸をとおって、

飲み込まれて行った