ゆくえ

一度開いた傷跡からは、思い出がとめどなく流れ出てきたんだ。
それを、ただ見て見ぬ振りをしたつもりで、ひとつひとつ眺めることもするさ。夜が明けたらまた見えなくなるのだから。