きしだです。

土に塗れるのはあまり好きじゃない。
異物感は苦手だ。
異物を臓器にするくらいの胆力でもあれば、もっと心から骨太ってられるんだろうけども、どうにも見た目と中身は一致しない。
あなたに関心を持ちたい。自分を捨てたい。
作りたいのは自分ではなくて完成図のない、あてのない旅。
終わるときでさえ、振り返りたくないと言っていたい。
そうして完結すると考えることが矛盾であることに気付いて、斧を振り上げる。振り下ろす。目指す形がないように、滅法にやってやるのだ。
バラバラになるんだ。バラバラになりたい。やってみせる、てまだ言えない。怖い。