2017-04-02 言葉との対話 ひとつひとつの思いが、 花が咲くように約束をして、 果実をつけるように連なった。 手を引かれて遂に落ちる その時ばかりは 天気がいいのは ぽっかりと空いた穴が 透き通っているからで 否が応でも進まなくては! 靴底は薄くなっていく 枯れた草木はどこへゆく はしる命に はしる命にもはや 約束はない
2017-03-26 汚れた爪 まぐれあたりでも 青い土、焼けた肌 工事現場の大重機は そのまま化石にでもなっていそうな ジュラ紀、白亜紀のオーパーツのようだ ラクダの奇妙な形を 考えたことがあって... (砂塵が旅に連れ出した) まぐれあたりでも 青い土、焼けた肌 暗い空想、白い雲、広い海 縮れた髪、汚れた爪 青と白、白と青、 砂塵が旅に連れてった