ongaku wo
shite,
yaritaikotowo
ずっと考えている。
どうする、俺。どうするよ!
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これらの雰囲気に俺はどんどん麻痺させられていく。
性善説だか、性悪説だか、そういった話とは違うけど、ここまでずっと、色々なことを考えながら、正しいと思う事を選んでいるつもりだけど、
どうしても選ばなければ行けない選択で、選ぶ事が。
そうしたことが、自分の感性や、本来自由であった身体や、心、といったものを、麻痺させてきているだけのような気がする。
どんどん身体を縛り付けていく事が、生き方なのか。
あるいは新たな麻痺が、かつての麻痺を忘れさせるのか?
痺れていく神経、五感。
味覚は鈍って、苦いものも食べられるようになった。
聴覚は鈍って、高い音が聞こえなくなった。聴きたい音だけ聞こえるようになった。
どの感覚もそうだ。
これが正しい、と信じることが、信じるようになることが、信じられなかった自分を麻痺させる。疑いを忘れる。
そうした、麻酔のような、摩擦のような感覚。
しかしあるとき我に返ったようにして、それらが崩れるのだ。皮膚を覆っていた土のようなもの。感性を鈍麻させていくもの。
僕は正しい。信じるようになった瞬間に、僕はまた痺れる。
信じるようになった瞬間に僕はまた痺れる。
信じるようになった瞬間に僕はまた痺れる。
何も正しくない。思考停止をしないこと。
正しさではないんだってこと。
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信じることは、不安を隠すことでしかありえないことを思い知るべきなのだ。
自分に嘘をつくのは、人にうそをつくのが簡単になるから。