言葉との対話

ひとつひとつの思いが、

花が咲くように約束をして、

果実をつけるように連なった。

手を引かれて遂に落ちる

その時ばかりは

 

天気がいいのは

ぽっかりと空いた穴が

透き通っているからで

否が応でも進まなくては!

靴底は薄くなっていく

 

枯れた草木はどこへゆく

はしる命に

はしる命にもはや

約束はない